ルーターっていろいろな規格があるけど結局どれを選んだら良いのでしょうか。
この記事では、状況別におすすめのルーターを紹介します。
結論から先に言ってしまうと、これから買うのであれば8割〜9割の方はWi-Fi6がまずは候補となるでしょう。
Wi-Fiルーターは大きく分けて3種類
現在の主なWiFi規格はWi-Fi6,Wi-Fi5,メッシュWi-Fiの3種類です。
家電量販店などに行くと実に様々な規格のルーターが売られていますが、よく見ると主にこの3種類に分類されています。
光回線を新しく導入したり、他社にのりかえたりしてもルーターは古いものをずっと使っているなんて人もいるかもしれません。
光回線が速くなっても自宅で使っているルーターが古いものであるとせっかくの回線速度が生かしきれません。
ルーターを新しく購入するのであれば、現在のWi-Fi規格3種類を少し頭にいれておくだけで選びやすくなるでしょう。
Wi-Fi6が最新。速い上にたくさん繋がる
Wi-Fi6はWiFiのこれからの主流となる新規格です。
スマホ、タブレット、ゲーム、パソコンと家族がたくさんのWi-Fi機器を同時に接続しても通信速度が低下しにくい特徴があります。
また、遠くまで電波が届きやすいのでルーターから遠い部屋でもつながりやすくなっています。
最新の規格なので、使っている端末によってはまだ対応していない可能性があります。
スマートフォンではWi-Fi6対応のものが現在iPhone11シリーズのみです。
ただこれから対応する端末は確実に増えていくでしょう。
Wi-Fi5にも下位互換するため、まずはWi-Fi6を第一候補として考えれば良いと思います。
Wi-Fi6対応ルーターのメリットとデメリット
メリット :速い・同時接続に強い・電波が遠くまで届く
デメリット:対応機種が少ない・価格が高い
Wi-Fi5はコスパ重視向け。安定の規格
現在最も普及しているのがWi-Fi5といっていいでしょう。
家電量販店にいってもおそらく売り場の大半はこの機種です。
家庭にあるスマホ、タブレット、パソコン、ゲームの多くがWi-Fi5規格で接続可能となっています。
Wi-Fi6には劣るものの、通信速度、接続台数ともに一般家庭で使う分にはほぼストレスなく使えます。
普及台数も多く安定供給されているので価格も安くなっています。
国内のメーカーも多数の製品を扱っているため、サポート体制も充実しており安心して使えます。
Wi-Fi5対応ルーターのメリットとデメリット
メリット :安定した接続・価格が安い・サポートが充実
デメリット:Wi-Fi6に比べて遅い・広い家では電波が届きにくい
メッシュWi-Fiは広い家でつながりやすさ重視
広い家でつながりやすさを重視するならメッシュWi-Fiがオススメです。
ルーターの電波が届く範囲には限りがあります。
家が広くなってくると、どうしても電波の届きにくい部屋が出てきます。
そんな時に力を発揮するのがメッシュWi-Fiです。
メッシュWi-Fiは親ルーターを設置した上でサテライトを合わせて2〜3台の機器で電波を中継し、家の隅々まで電波が届くように構成します。
サテライト機器の設置場所を決めたり、設定するのが若干難しいかもしれません。
3階建の家や、4LDK以上の家に住んでいるのであれば検討してみましょう。
メッシュWi-Fi対応ルーターのメリットとデメリット
メリット :広い家でもつながりやすい
デメリット:設定の難易度がやや高い
まとめ
ここまで読んでいただいてもまだ迷われるかもしれません。
それであれば、まずはWi-Fi6を検討してみましょう。
今、Wi-Fi6に対応している機種を持っていなかったり、コスパ重視ならWi-Fi5でも普通に繋がるので全然問題ないでしょう。
現在、特定の部屋でつながりにくいとか、広い家に住んでいる方であればメッシュWi-FiとWi-Fi6を比較してみるのも良いですね。