この記事を書いている2021年5月10日よりUber Eats(ウーバーイーツ)配達に新報酬システムが導入されました。
さっそく新たに導入されたシステム上で配達してみたので、メリット、デメリットや感じたことを報告します。
ちなみに私は昨年(2020年8月)からUber Eats(ウーバーイーツ)配達員として稼働しています。
最初の3か月くらいは家にあった普通のママチャリで稼働していました。その後、電動アシスト自転車を購入して今日まで稼働しています。
Uberサービス利用規約を読んで同意する
朝起きてウーバーイーツ配達アプリ(Uber Driber)を立ち上げると「確認が必要な更新があります」とあり、サービス利用規約を読んで同意せよ的な文章が出てきました。
数十ページにわたる規約文書(pdf)が英語と日本語で書かれています。
内容は割愛しますが「この辺は責任取らないから注意してね」的な文章です。
一応選択肢として「いいえ」も準備されていますが、ドラクエ的に言えば「はい」にしないと先に進めねーじゃん(同意するにしないと配達できないの意)
という感じです。
その後はいつも通り「出発」ボタンをタップしてオンラインにすれば配達リクエスト受付状態となります。
Uber Eats新報酬システムのメリットとデメリット
メリット
一番のメリットは配達リクエストが入ったときに店名以外の情報と配達報酬および配達先の住所が表示されるようになったことです。
今日初めて受けた配達リクエスト画面は以下のように表示されました。
iPhone(iOS)の場合、リクエスト画面の地図上にお店の位置を示すピンが立ちますが、配達先住所のピンは立たないようです(Androidならお店と配達先両方に立つらしい)。
すでに配達員として稼働している方であればお分かりいただけると思いますが、上記のようにマクドナルドは比較的店舗数が多い為、お店から配達先までが近いことが多いです(地域にもよるかもしれませんが)。
問題は、店舗数が少なかったり、個人店の場合、遠方への配達(ロングドロップ)になりがちなことです。
お店が近いので最後の一件のつもりで配達リクエストを受けてみたものの、配達先が異常に遠方(しかも帰宅先と逆方向とか)であると絶望的な気持ちになります。
それを避けられるのが最大のメリットであると感じました。
デメリット
なんか配達報酬安くね?ってことです。
まあすでに先行的に新料金で稼働されていた配達員の方のレポをみてわかっていたのですが。
プロモーション画面を確認すると今日一日中ブーストがかかっているので
「ブーストかけるから稼働してね」ってことだと思うのですが、そのブーストの恩恵が明らかに小さくなっています。
下の画面のようにブーストはベースの料金にしかかかってきません。
このケースだと今までならブーストが1.1であればサービス料の10%が相殺される形で41円のブースト料金がもらえたはずです。
それがたったの14円になってしまいました。
新報酬システムの疑問点
Uber Eatsの新報酬システムでお店までの距離が考慮されるようになったとのことであったと思うのですが、それが不明確です。
下の画像は「乗車の詳細」画面を比較したものです。
左側は今までの支払額の詳細で、「距離」「受け渡し料金」「受け取り料金」が分かれていました。
右側は今回の新報酬の画面ですが「ベース」と「配達調整金額」というものに集約されています。
なんか分かりにくくなってますよね。オブラートに包んじゃった感じ。
あと下の画面は配達リクエスト受付画面ですが、配達時間は同じ22分なのに距離が2.1kmと4.0kmで約2倍違います。
それなのに配達報酬の差額はたったの7円です。
ちょっとこの辺の算出方法がわかりませんでした。
まとめ
とりあえず、デメリット以上に行きたくない方向に行かなくて良いメリットを強く感じた為、このまま稼働を続けてみようと思います。
配達途中にリクエストがくると、今までよりも情報量が増えている為、自転車を走らせながら画面を凝視すると危険です。
リクエストが来たら一旦停車してから確認しようと思います。
また、余談ですが4月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』で爆笑問題の太田光が、構成作家・渡辺雅史が自らのUber Eats配達員体験を綴った本『アラフォーウーバーイーツ配達員ヘロヘロ日記』について「文章がうまいから面白い」と絶賛していたので今度読んでみようと思います。
読んだら感想書くかもしれません。
…で、読んでみました↓